仕事を持つ女性が子育てをしていく中で保育園はとても重要な施設です。働きたくても子どもを
預けるところが見つからずに働けない女性が多くいることも事実です。
できれば、結婚し子育てをしながら元の職場でそのまま勤務したい女性は多くいます。
しかし、それを諦めざるを得ない理由があるのです。
その一番の大きな理由が信頼して預けるところがない！という点です。
保育園開業の魅力とリスク
残業や夜勤のある様々な職業に就かれてる女性が、出産後 すぐに困るのが預け先です。
公立の保育園の受け入れ時間は通常午前7時から午後7時までとなります。
この時間内で子どもを預けようとなるとかなりの制限があります。
そこで民間の保育園が必要になるのです。
待機児童の数をみても不足しているのが分かります。
待機児童は５万人ともいわれていますが、本当は働きたい！もっと可能性に
チャレンジしたい！と思ってるママたち、つまり潜在的待機児童は
もっともっと大勢いるのです。
リスクは、何と言っても怪我や病気のときの対応です。大切な命ですので
万が一があってはなりません。そのためにしっかりとした知識と安全対策が何より大切です。
どんな保育園にしたいか考えよう
働くママたちが保育園の必要性をひしひしと感じていることは間違いありません。
しかし、必要だからと言っても大切な我が子をどこへでも預けるという人はいません。
細かく、施設の環境や設備、雰囲気を見て預け先を決めるものです。
だからこそ、どんな保育園ならあなたも我が子を預けたいか？が最も重要です。
食事面や衛生面、安全面などを十分に配慮した保育園作りが基本となるでしょう。
ステップ1. 開業準備（必要なものを用意）
保育園経営に保育士資格は必要ありません。認可外保育園の場合、従事する者も
特に資格は必要ありません。しかし、園児との関わり方などは
全く経験のない人では難しい部分もあります。また、預かるお子さんの保護者への
安心感においても経験もしくは有資格の提示がある方がいいでしょう。
保育園で手作り給食を出す場合の栄養士などの資格も必要ではありません。
働くママが一番心配し、望むことは給食です。
アレルギー児の増えている昨今ではアレルギー児に対応した給食を
出してくれる保育園があるだけでとても高い人気になります。
病児保育のための看護士資格も必要ではありません。しかし、小さなお子さんは誤飲事故など
細心の注意を払っていても起こってしまいます。また、急病は日常茶飯事です。
そんなときのために救急の知識や講習などを受けておくことをお勧めします。
上記のような知識がチャイルドマインダーでは受講し、修了証をいただくことが
できますのでこういった勉強をして準備をしておくか、経験豊富な人材の確保が必要でしょう。
ステップ2. 営業スタート＆集客
どういう場所で営業をスタートするかがとても重要です。
区、市役所などで待機児童の数を調べ、それらの分布図などで待機児童が多くて
近くに公共の保育園などの施設がなければチャンスです。
また、そこに通う動線や安全面、環境などをよく調べて開業場所を決めましょう。
集客には、地域に根付いたタウン誌などが一番効果があるでしょう。
ステップ3. お客様フォローでリピーター化
安全面や保護者への対応がずっと通ってもらえるかどうかのカギとなります。
保護者との関わりは、日々の日誌などを通して細かく観察、説明が必要でしょう。
万が一、病気や怪我をしたときの対応や連絡方法などもあらかじめ説明をして
信頼関係を築いておくことが重要ポイントです。
保育園開業のまとめ
多様な働き方を支えるためには保育園事業はとても重要な事業です。
ママたちが安心して社会復帰できるためには保育園の在り方が大きく影響されると言っても
過言ではありません。それだけにママたちのニーズにあった保育園を開業すれば人気園
になることは間違いないでしょう。