好きなことを仕事にする。やりたかった夢を叶える。いい響きですよね。
では、自分が本当に好きなことを明確に答えられますか?
起業前に最初にするべきは、実は自分探し、自分のことを良く知ることなんです。
起業のきっかけになる、自分を知るための簡単な質問
- あなたはどんな人ですか?
- 将来どんな暮らしをしたいですか?
- あなたの特技は何ですか?
- これまでの人生で一番長く続けてきたものはなんでしたか?
- いま興味がある分野はなんですか?
- いま学びたいことはありますか?またそれは何ですか?
- 身近で困っていることはなんですか?その解決策は思い浮かびますか?
自己分析に役立つ質問から、簡単なところだけをリストにしてみました。
本当は100通り以上の質問があるのですが、全部取り組むと大変なのでここでは一部をかいつまんでいます。
こうしたことを考えるだけでも少しは起業のヒントが見えてくるでしょう。
将来をイメージしてみる
ちょっとイメージしてみてください。
ご主人の仕事、子どもの成長、住んでいる場所のこと。
そういったことを含めて、現在の暮らしの延長には、どんな生活が待っていそうですか?
5年後、10年後、さらにはもっと先。
では今度は、あなたが心の底から理想とする生き方、暮らし方をイメージしてみてください。
今度は、ご主人も子どももその他のことも一切関係なく、あなた自身の理想を追い求めます。
好きな仕事をしてイキイキしている?海外旅行にフラッとでかけたり、友人と優雅にランチ。
そして家族円満で子どもも元気?
現状の延長と究極の理想、2つイメージしたときに両者はほとんど同じでした?
それとも全然違いました?
もし全く違うのなら、その差は何ですか?
もっと深く自分を知る
ご両親がご健在なら、自分が子どもの頃に何に夢中になっていたのか?
どんな褒め言葉をかけてもらっていたのか?
ご両親がどんな思いで育ててくれたのか?そういったことを聞いてみるのもいいでしょう。
多くの人は、自分が想像以上に親の影響を受けている、ということを自覚していません。
そこにも自分を知るヒントはたくさんあります。
起業とは自分を大事にすること
週末起業でもプチ起業でも副業でも、自分で何かをはじめることは、自分の人生を大事にするのと同じです。
そして、自分の人生を大事にできるのは、自分のことを良く知っているからこそ。
育児中ママの起業については、なんとなく始めたことがうまくいって仕事になったケースもたくさんあります。
でもその"なんとなく"には、より良く生きたいという想いや、子どもを想う気持ちが詰まっています。
「自分はどんな人間で、今後何がしたくて、どんな人生にしたいのだろう?」
あなたが、あなた自身を癒すような気持ちで自分に問いかけ、将来像をイメージしてみてください。