起業をしようとしている人でなかなか前に進みだせない理由の多くは、失敗したらどうしようということばかりが先走っているからではないでしょうか?あれこれ、やる前から考えていても仕方がないのは分かっているけど誰しもマイナス感情は持ってしまうもの。では、失敗しない方法さえ分かっていれば、一歩前に進めるのではないでしょうか?
失敗する人の共通点を挙げてみました。
数字が読めない
女性に多いのがまずここ!やりたいことはあるけど、まったく数字が読めないということです。
なんとなくでやっているって人が実に多くいます。
経営は、遊びではありません。昔、地図の読めない女性という本が流行りましたが、女性は地図や数字にとっても弱いようです。
でも、これは羅針盤なき航海にも似て、非常に危険です。
先を見通すためにもしっかり数字が読めないと仕入れをしすぎたり、回収までの資金繰りが滞ってしまったり・・・あらゆる問題が起きてしまいます。しっかり数字を把握していきましょう。それでも、どうしても苦手という方は常に会計士の先生とのすり合わせが必要でしょう。
人のせいにする
すべて責任は経営者にあります。分かっているようで案外できていないのも事実です。
起業する前にチェックしてほしいのが、
あなたが主婦の場合
1、自分のことは棚にあげて子どもばかり責めていませんか?
2、ママ友とランチなどをしたときにいない人の悪口を言っていませんか?
3、何でもご主人のせいにしていませんか?
あなたがOLの場合
1、仕事のできない人を責めていませんか?
2、上司の欠点ばかりが目についていませんか?
3、同僚の悪口を言っていませんか?
人は、自分のことはなかなか見えにくいものです。
不振の原因をすべて「金融危機」「百年に一度の世界同時不況」「銀行の貸し渋り」のせいだと考えてしまう経営者も多くいます。でも、そんな人は何をしてもうまくいかないものなのです。どんなことが起きてもしっかり自己責任と捉えて対応できる考え方が必要です。
実行力がない
いろんなアイデアが常に沸いてくるでしょう。自分が売りたい商品に対するアイデアだったり、集客に対するアイデアだったり・・・頭であれこれ浮かんでいても行動にしないとそれは単なる妄想にしか過ぎず、誰にも伝わらないどころか何の利益も生み出せません。何より大切なことはまずアクションを起こしてみるということです。
還元しない
”社会貢献”という言葉は、女性にはなかなか馴染みがないかもしれません。でも、人が働く理由の最終の目的はこれだと思います。
つまり、「経営の目的は還元なり」なのです。
大きく事業を発展させようと思うと従業員の数も増やしていかないといけませんし、そのためには利益をしっかり出していかないといけません。
それなのに儲かったのは、自分ががんばったから!と利益を独り占めする経営者が多くいます。まずは従業員の方々に還元していきましょう。そして、お客さまにも違った形で還元していくからこそリピートが起こるのです。
”お金は天下の回り物”といわれるように循環が必要なものです。そうしていくことが”社会貢献”でもあります。
そして、それはまた自分のところへ還ってきてくれることを意味するのではないでしょうか?