友達にサービス提供、友達から顧客への意識の変化
エステやネイルなどの資格取得から開業へ流れていく場合に後々問題に
なるのが、友達から顧客への変化時の価格です。
エステやネイル、また整体師などは、資格を取得するために練習台が必要となります。
何人かの人に施術をした結果などを踏まえて資格取得ができるため、どうしても友達に
頼らざるを得ない部分があります。
そして、その技術がよければリピーターとしてお客さまになってくれるのですが、
どうしても友達からお金をもらえないという方が多いのです。
そりゃーそうですよね~。
友達は、素人のときからあなたのことを知っているのですもの。
それだけではありません。
どうしても、お金というものが絡んでくるとメンタル的にちょっと引いてしまうものです。
また、逆の立場で考えたときにも友達からお金を取るの?なんて思ってしまうときも
ありますよね~。
では、どうしたらお友達にお互いストレスなく顧客になってもらえるのでしょう?
これは、はじめが肝心!!
最初に友達は勧誘しない。練習台だけにとどめる。万が一、友達が気に入ってくれた場合の
リピート価格、友達価格をあらかじめ伝えておく。
というものです。
もちろん、開業する気がなかったけれど練習台になってもらって資格を取ったら
評判がよくて友達からお店ができてしまったというパターンの人もいます。
それでも、潜在的に決めておくことが重要です。
エステにしても何にしても施術料だけではなく、材料費や何より時間を奪われてしまうわけですから、
無料で提供するということは後々大きな問題になります。
口でそれを伝えることができない人は、さりげなくパンフレットを作っておくことが必要かも
しれません。
本来のお客さまの価格をきちんと提示していれば、「次回からは、この金額から-○%が友達価格よ。」と
伝えやすくなります。
また、一番スマートでストレスの掛からない方法としては
練習台になってもらうときのお友達の選定です。
日ごろの関わりの中でお金の使い方のクセというものは、人それぞれ持っています。
それをじっくり日頃から観察し、スマートにお金を支払っている人にお願いした方が
後々、リピート客になる確率も高いし、自分がうまく伝えられなくても
相手の方からスマートに支払いをしてくれます。
そして、そんな人はまた新たなお客さまを誘ってくれたりもしますし、そのまた友達も
スマートなお金の使い方だったりします。
”類は友を呼ぶ”なんですよね~。
日々の生活でちょっとした工夫をしながら、自然体でお友達からしっかりした顧客になってもらえる
スタイルを確立していきましょう!