起業したい!という気持ちはあるものの人脈もないし、経験もないし、ノウハウもないし、自信がない!そんなときに強い味方になってくれるのがフランチャイズに加盟するという選択ではないでしょうか?
では、フランチャイズに加盟した場合と自分で起業した場合とではどんな違いがあり、どんなメリットやデメリットがあるのか?などの比較をまとめてみました。
どんなメリットがあるの?
経験のない人にとっては、フランチャイズに加盟することはとても安心して起業できるというメリットがあります。
フランチャイズ本部には、決まった指導方法や実績に基づいた事業方針があります。そのため、知識がなく起業を考えている人には
その部分をうまく引き出してもらえて、失敗しないように導いてもらえます。
また、広告などを作ることが苦手な人、集客に自信のない人、税務、法律、開発なども指導が受けられるので色んな勉強ができ、
成功する確率が高くなります。
また、かなりの知名度がある場合は本部が高額の費用を掛けて宣伝をしてくれているためにそこまで集客に困らないかもしれません。お客さまの確保が一番悩むところなのでこの点が最初からクリアできるくらいの知名度があるのであればかなりの売り上げを見込めるでしょう。
どんなフランチャイズを選ぶべき?
一般に広く知られている知名度の出来上がっているフランチャイズを選ぶことが得策です。特にイメージがいい印象があるところです。
また、どのくらいの頻度で勉強会などが行われているのか?販促ツールや営業方針、集客に関してどのくらいの支援をしてもらえるのか?などをしっかり調べておく必要があります。
そこをしっかり見極めずになんでもやってもらえるものだと思って加盟してしまうと後々こんなはずではなかったと後悔してしまうことが起こってしまいます。
しっかりした知名度があるところならば、開業してすぐにお客さまの信頼度を得られる点でもメリットがあります。
フランチャイズ加盟には加盟金やロイヤリティーが必要
フランチャイズに加盟するためには加盟金がかかります。数十万から数百万は必要となるでしょう。この中に販促品などが組み込まれているところもあれば、それらが別途必要になるところもあるので事業資金面で見るとかなりの出費になるかもしれません。
自分で起業をするとすれば、フランチャイズに加盟する場合のような加盟金は必要ありません。自分のできる範囲で起業をすることができます。そういう点ではフランチャイズに加盟するとデメリットと捉えられます。また、売り上げが上がってきたときにフランチャイズに加盟していたならば、少なくともロイヤリティーが発生します。ロイヤリティーが売り上げによって決まっているところもあれば、売り上げがあがれば上がっていくところもあります。また、その逆もあるでしょう。このような費用がずっと必要になってくる点はデメリットといえるでしょう。
デメリットは?
フランチャイズに加盟した場合、”自分ではこうしていきたい!”というアイデアが沸いてきたとしてもそのアイデアがフランチャイズ全体としては向かなかったり、本部の方針に合っていない場合は、それを生かせない場合もあるかもしれません。自分の独自のアイデアでやっていきたいならばデメリットとなります。
また、多くのフランチャイジーが加盟していた場合に何か他店で問題が発生した場合には同じ括りで見られてしまい、ダメージを受けてしまうということもあり得ます。自分だけの看板ではない以上、良いときには良いことが悪いときには同じように打撃を受ける可能性も無きにしも非ずです。
しっかり情報を調べてから加盟しよう
一口でフランチャイズと言っても色んな会社があります。フランチャチャイズの本部がきちんとしているところもあれば、実態は違っていたというところもあるようです。
ビジネスを展開していく中で本部と意見が合わなくなるようなこともあるでしょうが、それよりももっと根本的なところで不信感を持ってしまうケースも少なくないようです。
契約時の内容と実際は違ったなどよく耳にする内容です。特に、売り上げについて提示されたような数字には全くなり得ない。というような話しもよく聞きます。また、仕事の紹介、斡旋、指導、サポートが全くないとか、契約時の備品、販促品が高すぎる場合などもあるようです。
このあたりもしっかり自分の目で情報収集をして加盟しましょう。
自分で起業するならば、このような契約時の取り決めなどで揉めるようなことは一切ありません。その分を自分でやるだけのことです。
それを任せてしまうか?自分で作りあげるか?の違いかもしれませんね。
いかがでしたでしょうか?
メリットデメリットを考慮しながらあなたならどちらがよいのか?しっかりと調べ起業準備をしていってみましょう。