セラピストという言葉をここ数年でよく耳にするようになった方も多いと思います。
一昔前まではあまり馴染みのなかった職業ですが、少しずつセラピストとして
独立開業されている方を見かけます。
また、主婦の方の中にもセラピストというものにあこがれたり、趣味の一環で資格を取られている方は増えていますね。
そんな中、その資格をいつか使って起業したいと考えている方もいらっしゃることでしょう。
そこでセラピストとして起業するにはいったいどうしていったらいいのかについてまとめてみました。
コーチング・セラピストの資格を取ったけど起業に結びつけていくには?
勉強熱心な主婦の方の中にはコーチングやセラピストの資格を主婦業の傍らで取られている方も増えてきていますね。かなり費用がかさむ資格を取っていく中で自分も講師やセラピストとして起業できないだろうか?と考えるのはごく自然なことです。また、最初からセラピストとして独立したくて資格を取られた方もいるでしょう。
そうした中でいざ資格は取ったもののここからどうやって起業に結びつけていったらいいのかで悩んでいる人も意外と多いのでは?
高い授業料を使ったのでできるだけ早くその費用を回収していきたい!と思う人も多いかもしれませんが、セラピストという職業は
なかなかその価値に金額をつけにくいものです。自分はここまで資格を取ったから高額の施術や講座を開こうと思っても無名のあなたのところにはなかなか人は集まってはくれません。
まずは、どんなことができるのかを世間に知らせるためのモニター講座などを計画立てていきましょう。
業務形態はしっかりイメージできているのか?
モニターで施術をしたり、講座をしたりする際になにがあなたの強みなのかを自分自身で知っておく必要があります。
アロマのセラピストであるなら、他店にはないくらいアロマの知識を持っているとか、
独自のブレンドを作れるとか・・・いろいろ差別化が必要となるでしょう。
セラピストと一口で言ってもどんなことができるのか?また、どんなセラピストとしての資格を持っていてどんなことが得意なのか?
など周りの人にしっかりわかるように自分をブランド化していきます。
そして、それをどういった形でビジネス化していこうと考えているのかをまずしっかり作りあげる必要があるでしょう。
まずはレンタルスペース・カフェを利用しよう
資格を取って起業をしたい!と強く考えている人は、資格を習得した時点でサロンを持とうとするかもしれません。
ですが、まだまだ認知されていない限りサロンを持つのは後回しにしましょう。サロンを持ってしまうとそれだけでさまざまな費用がかかってきます。安定した顧客ができるまでは、レンタルスペースを借りたり、カフェなどを利用して個人セッションをしたり、講座を開いていきましょう。
アロマセラピーなど個別のスペースで施術を行う場合は、出張サービスからはじめるのもリスクが軽減できていいかもしれません。
集客が苦手
セラピストの資格を取った方の中で特に多く見られるのが、その資格を極めることや施術を極める勉強は大好きだけど
集客をするのは苦手というケースです。
しかし、残念ながら集客ができないと収入にはつながっていきませんので起業する意味がありません。
集客が苦手、もともと知り合いや友人が少ないという場合は、SNSの勉強から始めていきましょう。
もちろん、リアルに出会う場に出向いていくことも必要になってきますが、時間的なものを考えていくとまずはSNSで集客を勉強していくのが先決かもしれません。
また、あなたが習得した講座の先生がどうやって集客をしていたのかを思い出したり、聞いてみることも大切です。あなたが習得した資格はなにがきっかけだったのかにヒントが隠されているかもしれませんね。
魅力的な講座内容・話し方はできているのか?
集客は少しずつできるようになったものの顧客がリピートしてくれなかったり、思うように広がらないという場合は、もしかしたらあなたの施術や講座に問題があるかもしれませんね。
そのためにまず自分の状態を知る必要があります。人はなかなか面と向かってはいいにくく、顧客が増えていかないことで気づくものです。一番簡単に自分を振り返れるのは”アンケート”を書いてもらうことです。いくつか施術や講座に対する感想を質問形式で作っておきましょう。それに答えてもらうことで少しは気づけ、改善していけるでしょう。
また、講座などを人前で行うときはビデオを撮っておいて後で確認することは効果大です。自分のクセがよく見えて今後に必ずつながります。何よりお客さまと同じ感覚になれることが一番大切です。
ブログ・メルマガ・ダイレクトメールでファンつくり
顧客が少しずつ増えてきたなら、しっかり喜んでもらえうようにフォローをしていく必要があるでしょう。施術をして終わりではなく、その後の方が大切です。そのときよりも日が経ってからの方が大切で満足感を冷静に感じるものです。そんなときにメールやメルマガなどでしっかりお客さまのフォローをしていくことが大切です。