主婦が起業可能な職種にはどんなものがあるのでしょうか?
今まで働いたことがないという人や結婚してから全く社会と接点を持っていなかったという人でもその気にさえなれば何でもできるのです。まずは、どんな職種があるのかを見てみましょう。
インターネット副業
まだまだ子育て中という主婦には在宅で出来るインターネットでの副業は魅力的です。
日々の子育て日記や節約レシピをyou tubeにアップしたことが反響を得て、芸能人並みの人気者になっているカリスマ主婦も増えてきていますね。
当たり前にやっている家事の延長が思わぬ反響になって副業になってしまったという人も今では珍しくありません。あなたの日々のアイデアがもしかしたら副業になるかもしれませんよ。
子育てサロン系
自宅の一部を開放したり、カルチャーセンターや公共、民間の施設を利用して、子育てに関連した内容や子連れで参加できる講座を開催しています。また、出産や育児の先輩として「子育てアドバイザー」的な役割りも果たしています。
参加者から会費を集め、かかった経費を差し引いた額が収入になりますが、地域のママたちの孤独な育児に手を差し延べたいという思いで活動している方も多く、利益を第一目的とせずに活動しているケースが多いのが特徴です。
■具体例
ベビーマッサージ、アルバムづくり、料理、クラフト製作、
産後ヨガ、親子体操など
■発展形
地域の小規模なサロンや店舗とコラボレーションしたり、企業や行政とともにイベントを開催したり、
情報誌を発行するなどして事業につなげている方もいます。活動を応援してくれる企業や行政をみつけるため、
NPO法人を立ち上げるケースもみられます。
ショップ系
自宅の一部を開放して、サロン型にして1歩を踏み出す方が多いようです。同年齢の子育てをやってるからこそ、子連れで利用しやすい環境やリーズナブルな料金などが評判となって口コミで広まり、リピート利用などで、徐々に浸透・拡大していくケースがあります。
■具体例
ネイルサロン、エステティックサロン、整体院、
パン・スイーツ店、保育室、リサイクルショップ、飲食店など
■発展形
テナントを借り、スタッフを雇用し技術者として育てるなど、オーナーとして活躍する方もいます。
個人顧客にとどまらず、近隣の企業との提携などによって基盤を整えることで、安定した経営ができることもあります。
ネットショップ系
インターネットを利用し、自身で製作したり、自身が欲しい商品をプロデュースしたり、
お気に入りの商品をセレクトするなどして販売します。数分でアカウントを開けるネットショップサービスやSNSの発達により、
この形態を選ぶ方は増えているようです。
幼稚園のバザーなどで人気なのは、手作りの用品です。何でも既製品で安価に揃う時代でも小さい時期の用品はやっぱり手作りが嬉しいものです。また、リサイクル商品なども安価に買えて嬉しいのがネットショップの特徴です。
■具体例
マタニティウェア、子ども服、育児グッズ、アクセサリー、布小物など
■発展形
既存商品が売れると、既存顧客に他の商品を案内する機会ができてリピーターが増えたり、
口コミで評判が広がったりします。お客様との関係を大切にし、継続的なお付き合いをしていくことが事業拡大につながり、サイト担当、仕入担当、発送担当など雇用を生み出すことができます。自分以外のスタッフが実務を担当できるようマニュアル化を進めることで、自身は商品開発などクリエイティブな業務に従事したり、社会貢献活動に積極的に取り組んだりできるようです。
講師・アドバイザー系
自身が講座や講義を受け「素晴らしい、これを広めたい!」という共感から講師・アドバイザーとして起業される方が多いのが特徴です。
資格取得から開業までのカリキュラムや料金が明確で1歩踏み出しやすいことが、このタイプのプチ起業が多い理由だと考えられます。
■具体例
整理収納アドバイザー、ベビーマッサージ、アロマセラピー、カラーセラピーなど
■発展形
自分で構築したカリキュラムや所属する協会の規定に則って、講義できる講師やアドバイザーを育成したり、
育成した講師をアテンドする事業に発展するケースが多いようです。
また、企業研修など安定した取引を実現しているケースもあります。
新たな雇用や就業の機会提供を使命として活動している方が多いのも特徴のひとつです。
カルチャースクール系
講師・アドバイザー系の発展形でもあります。主宰するスクールの講座に、スクールの生徒さんのニーズにあった講師を招く形で運営しています(自身が講師を兼ねる場合もあり)。生徒さんからいただく受講料から講師への謝金や会場費などの経費を差し引いた額が収入になっています。ママや子どもを対象としている場合、シニアを対象としている場合などさまざまで、地域の社交場にもなっているようです。
■具体例
知育教室、英語教室、音楽教室、料理教室、体操教室、フラワーアレンジなど
■発展形
フランチャイズ化してノウハウを提供する事業に発展しているケースが見られます。
手作り・クラフト販売系
自分や子どものために作った物が、ママ友の間で広まり依頼を受けるという流れから、プチ起業に発展する“趣味が仕事になる”ケースもあります。また制作仲間ができ、仲間との時間を楽しむようになったり、制作に集中することで育児や介護の疲れから解放され、癒しの場としての役割を果たすこともあるようです。
■具体例
子供服、入園・入学グッズ、雑貨、アクセサリーなど
■発展形
ネットショップや実店舗の開店に発展することも。他の店舗と提携して委託販売をしたり、
商品(制作物や教室)のファンが販売を担当し、自身はメーカーとして事業を確立することもあります。
制作の講師として活躍する方も多いようです。
在宅ワーカー系
もともと就業していた企業との雇用形態を「請負」に替え、在宅またはフリーランスで活動している方が多いようです。
業務遂行に必ずしも出社する必要がなく、スキルを評価されやすい職種に多くみられます。職人気質をもった方が多く、事業を拡大させることよりも、より専門性を高めようと努力する傾向があります。
■具体例
Webデザイナー、HTMLコーダー、ライター、DTPオペレーター、グラフィックデザイナー、
カメラマン、記帳代行、メイクアップアーティスト、ガーデンデザイナー、MCなど
■発展形
専門会社を設立。自身は顧客との窓口やスタッフへの指示出しなどディレクションを担当し、
受注を伸ばすケースが多いです。
まとめ
いかがでしょうか?
あなたが、今までやってきた経験の中で何かこれらのものに当てはまるビジネスもあるかもしれません。もしくは、これらをヒントに何か新しいビジネス展開になるかもしれません。
せっかくの経験をあなただけに埋づめずに生かしていけるといいですね。