起業する前にしっかり知っていただきたい助成金についてまとめてみました。昔に比べてベンチャーとして起業する会社も増え、厚生省などの補助金制度もかなり増えています。知らないと損をするこの制度。しっかりチェックしてみてください。
創業するなら要チェック!「創業促進補助金」
新たなニーズに応える新商品・新サービスプラン提供を考えているなら、創業前に要チェックです。
これから創業(設立など)や第二創業(新事業、新分野に進出)するときに、「創業促進補助金」では最大200万円(補助対象経費の3分の2以内)の補助金が受けられます。
補助の対象は、人件費、起業や創業にかかる官公庁への届け出等にかかる費用、店舗などの借入金、設備費、原材料費、旅費、マーケティング費用など。 これから創業する人にとって強い味方の補助金です。
参考:創業補助金(創業促進補助金)公募のご案内
革新的なサービス創出をお考えなら「ものづくり・商業・サービス補助金」
補助の対象は、原材料費、機械装置費、試作品・新サービス開発にかかる経費(人件費含む)など。
ITやロボット等の専門的なモノづくりを考えているなら、欠かせない補助金です。
1.革新的なサービスの創出(補助率 2/3)
(1)一般型 補助上限額:1,000万円
(2)コンパクト型 補助上限額:700万円
2.ものづくりの革新(補助率 2/3)
補助上限額:1,000万円
3.共同した設備投資等による事業革新(補助率 2/3)
補助上限額:共同体で5,000万円(500万円/社)
参考:ものづくり・商業・サービス補助金について
シングルマザーを積極的に雇用するための助成金
「特定求職者雇用開発助成金(特定就職困難者雇用開発助成金)」は、シングルマザーや高齢者、障害者などを雇い入れることでもらえる補助金です。補助金は最大240万円が受けられます。
雇用条件を柔軟に対応できることやシングルマザーは起業ママには欠かせないパートナーとなるかもしれないありがたい制度です。
参考:特定求職者雇用開発助成金について
新しく人を雇うなら「トライアル雇用奨励金」
知識や経験が未熟な人やシングルマザーなどをトライアルで雇い入れるともらえる助成金です。
助成金は月額最大4万円が受けられます。
専門的な知識がない人が働きながら身につけるための助成金です。人材育成に持ってこいですね。
参考:トライアル雇用奨励金
他に補助金を受けず、市区町村と連携して、新たなサービスを開始するために創業するための補助金です。
補助金は最大1000万円が受けられます。
参考:中小企業庁 創業支援事業者補助金について
従業員の仕事と家庭の両立に「両立支援助成金」
特に、子どもや家庭のある人のための制度です。
会社は、小学3年生までの子どもを持つ働くママにはありがたい制度です。働く時間を通常の社員よりも
短時間にするなどして助成金がもらえます。
一人当たり年間最大40万円。会社にも従業員にもやさしい助成金です。
参考:厚生労働省 両立支援助成金