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女性の社会進出・起業について

起業は難しい?それとも簡単?ローリスク起業を考える

女性の起業は難しい?

一昔前までは「大企業で終身雇用」というのが理想のキャリアだったかも知れません。
今や終身雇用も崩れ、大企業に勤めることは以前ほど魅力的ではなくなりました。

かつてのように終身雇用が当たり前ではなくなった時代、将来の仕事に不安を感じる女性は少なくありません。

転職を考えても思うような仕事に就けるのかわからない。

では起業かというと、それはハードルが高くて自分にはとてもムリ~。
と考えると、選択肢はあまりに少なくより一層焦燥感に駆られますよね。

不安が小さいローリスク起業

起業というと、バリバリ稼ぎ、華々しく活躍する女社長をイメージしてしまいがちです。

でもそうではなく、自分の好きなことややりたいことを小さなビジネスに変えていくことも、立派な起業。
いま増えているのはそうした働き方。お金をかけずに始める“ローリスク起業”が人気です。

ローリスク起業では、現在の仕事を続けながら少しずつ準備し、2~3年で収入を本業並みにしていきます。

ビジネスを立ち上げるからと言って、誰かを雇うわけではありません。
自分の趣味や好きなことを生かして、占い師やアロマテラピー、フラワーアレンジメントなど
1人でできることからはじめ、いずれ生活できるだけの収入を得ようというのがローリスク起業の考え方です。

もちろん、会社の規程もあるので副業として始められるかどうかはケースバイケース。
でも会社を辞めてゼロからスタート、ではリスクが怖いですよね。

人脈を広げたり、ビジネスプランを練るなどの準備を、
休みの日を有効活用しながら時間をかけて進めていきます。

資格を取るのもその1つ。段階を踏んで整えていけば、不安もリスクもぐっと軽減します。
少しずつ計画して、あなたらしいビジネスを作り上げていくのです。

ローリスク起業でうまく軌道にのれば、子育てをしながらでも
会社のように就業時間があるわけではないので、自分で働く時間を調整しやすいですし、
自分で仕事を生み出せるようになるので、年齢に関係なく、仕事を続けていくことができます。

ローリスク起業をもう少し踏み込んでイメージする

特技や好きなことがある人、一つの分野にこだわりを持っていたりのめり込める人は、
それを活せるような起業を考えてみてください。

例えば、趣味を生かしたスクールやネット通販、子育ての経験を生かした学童保育や子ども向け英会話塾、
社会保険労務士などの資格を取って個人事業主としてスタートするなど、様々な道があります。

また、今は好きなことがない、特にやりたいことが見えないという人でも、
過去の経験を振り返ってみれば人から褒められてうれしかったことが必ずあるもの。
その時の、うれしかったことや楽しいと感じたことがビジネスの種になります。

今から焦って何かを探そうとしなくても、自分自身の中にある価値観や持っているものを見つめれば
それが一つのキャリアにつながるはずです。(自己分析のページでも書きましたね)

将来のキャリアや働き方に不安を抱いているのならば、まずは、興味のある分野の活動をしたり、
その分野の友人を増やすなど、外の世界に出かけ、常にアンテナを張ることからスタートすればいいでしょう。

外向きの活動をしながら人と関わっていけば、趣味だけの世界から一歩踏み出すチャンスが広がります。
そうすることで、自分の好きなこと、そして、できることも磨かれていきますし
自己実現につなげていくことができますから。

起業はこれからの女性の生き方の主流に?

「夫が外で働き、妻は家庭を守る」という伝統的な男女の役割分担は、今や昔の話。

さまざまな価値観が受け入れられるようになり、女性の社会進出がますます盛んになっています。
女性ならではの責任感、仕事の丁寧さ、独自の発想も多くの企業で認められ、
働く女性の社会的地位も上昇し続けています。

そして、現在の日本は昔と違って「起業」しやすい状況が作られています。

以前は、有限会社を設立する場合に資本金が300万円、株式会社の場合に資本金が1000万円必要でした。
それが今では、株式会社をまったくの「0円」から起業できるようになっています。

おかげで起業家が増加しているのですが、注目すべき点は
今年に入り「女性の起業家」が急増しているということ。

東京商工リサーチの調べによると、約233万社の代表者データのうち、24万3632社が女性社長。
全体に占める割合は10.4%で、昨年より約0.3ポイント増加しているそうです。

女性が起業する業種は、飲食業や教育関連などを含む「サービス業他」が37.1%と最も高く、
次いで小売業(16.0%)、不動産業(14.1%)となっています。
具体的には「エステ経営」「ネイルサロン」「飲食店」のような
女性ならではの能力を活かせる業種が人気のようです。

それを裏付けるように、女性社長たちの起業動機は、単に収入を確保する手段にとどまっていません。

  • 好きな分野、興味のある分野で仕事をしたい 63.8%
  • 自分の裁量で仕事をしたい 63.8%
  • 自分の技術、資格、知識を活かしたい 58%

(経済産業省 実態調査調べ)

女性社長たちのほとんどは、仕事を「自分の能力を活かし、表現する場所」と考えているようです。

女性にとって起業=自分らしさの追求

女性が起業する理由はさまざまです。
しかし、結局は「自己実現のため」というのが大きな理由になるようです。

つい最近まで、仕事は男性がするもの、という考え方が主流でした。
しかし、現在では女性の方が得意な仕事、女性にしか出来ない仕事もたくさんありますね。

新卒ではペーパーテストや適正検査で女性の方が優秀であるというデータもありますし、
企業の女性比率を上げると業績が伸びるという話もあります。

体力的な部分では男性に劣る部分もあるでしょうが、責任感、事務処理能力、アイディアなど、
仕事をする上で大切な能力は、決して男性が勝っているわけではありませんよ。

つまり、起業してリーダーシップを発揮するのには、
必ずしも男性が有利ということではないのです。

あなたがもし、人より秀でていると感じるものが何かひとつでもあるのであれば、
起業して成功することは可能かもしれません。

「自分は女だから」という固定観念を捨て、より自由に自分の可能性を模索してみて下さい。

"ローリスク起業"の考え方で、少しづつ進めていきましょう。

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