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起業ママのインタビュー集

ネイルサロン経営者にインタビュー

ネイル

ネイルサロン経営者にインタビューしてみました。

大阪ミナミでネイルサロンパシャオのオーナーさん
彼女は、少し生い立ちが変わっています。お顔を見ていただいたら分かりやすいのですが、フィリピン人と日本人のハーフの方です。

彼女の生い立ちからのご紹介です。

母が仕事でフィリピンに行って結婚しましたのでフィリピンで生まれました。小学生のときに日本に帰ってきました。
日本に帰ってきたときは、まったく日本語がしゃべれない状態での帰国。しかも、普通の小学校への編入なのでとっても困りました。いきなり、テストをされても自分の名前さえ書けない状態。ただ、そんなときでも私はツインズ(双子)だったので相方がいることで励ましあいながら生きてきました。
そんな育ち方のおかげもあって、開業をずーーーと意識していました。

できることなら、自分の好きな美容の業界で独立したい!!そんな夢どんどん膨らんできました。今から20数年前も前のことです。
そんなある日、”ネイルサロンの社員募集”という広告を見つけたのです。
今から20数年前といえば、まだまだネイルではなくマニキュアの時代でしたので「ネイルってなに?」と思いながら面接に行きました。
そこで、オーナーさんから衝撃的なことを言われたのです。
「あなた、資格も何も持ってなくってよく面接にきたわね!!」と・・・ものすごくショックと怒りがありました。
「資格ってなに?なら、それを取ってみせるわ!!」とそれ以上でもそれ以下でもない感情でした。そこから、猛勉強が始まり、いくつもの学校に通って技術力を上げていきました。

開業までの流れについて教えてください

資格を取ってからは、長く各店舗の店長として任されて働いていました。また、インストラクターとしての資格もあるので生徒さんの指導もしています。

そんなときに学校で出会った今のご主人との出会いでサロンを開くこととなりました。
ブラジルから整体を習いに日本に来ている日系3世の方の主人です。彼と一緒にマッサージ&ネイルのサロンをオープンすることになりました。

サロンの形態について教えてください

大阪ミナミは、外国人も多くいます。私は、おかげで日本語は不自由なくしゃべれます。主人は、まだ十分ではありません。しかし、外国人が多い立地のところではそれもあまり気になりません。
ネイルとマッサージのベッドとまつげエクステのサロンをしています。主人のほかにマッサージは従業員もいます。

集客について教えてください

クーポンを利用したり、広告を作ったり、ipadで集客をしたりといろんなアイデアを出し合っています。以前、勤めていたころには
いくらアイデアを出しても「そんなこと、うまくいくはずがない!」と一蹴されて出来ないこともたくさんありましたが、自分がオーナーである今は何でもやってみてチャレンジをしています。うまく行かなかったことは工夫を重ねて。また、以前はうまく行ったことでも時間が経つと同じ方法では駄目だったりします。日々工夫と情報をキャッチしています。
材料屋さんや同業者さんからの情報は何よりも大切なヒントがありますので大事にしています。そこから、インストラクターの依頼などもいただけます。

どんな資格をお持ちですか?

私は、ネイルのさまざま資格以外にまつげエクステの資格もあります。美容師ではないのですが、まつげエクステの養成を行える資格を持っているために施術もすることができる資格です。

開業してよかったことは?

毎日、いろんなお客さまと関われることがなにより楽しいです。また、小さいころから”美容”に関する業界で働きたい!という夢が叶いました。ずっと綺麗にしていきたいという気持ちが強いのでネイルサロンでみなさんを綺麗にしていくことはとっても性に合っています。

インタビューまとめ

パシャオさんは、いつお話しを聞いてもとってもアグレッシブで美しい。その美しさがネイルのデザインに反映されています。日々、いろんな勉強をされているのでセンスもよく、季節や流行によってデザインも変化しています。
厳しい20年以上前に習得した資格を持っていますのでご自身の技術には自信を持っていらっしゃいます。
パシャオさんがおっしゃるには「昔と比べて今は、資格も安価で短期間で取れるようになってきています。技術面は、自分で磨きを掛けていくしかありませんが、独立しやすい環境になってきたのではないでしょうか?ミナミだけでも450店舗のネイルサロンがありますが、そこでやっていくための根性さえあれば誰でもチャレンジできるチャンスはありますよ。」ということでした。

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