大阪なんばで週末(木・金・土)のみの日本酒とワインを中心にしたBARを経営しているオーナーにインタビューしてみました。
和BARオーナーへ聞いてみました
大阪市 Fさん 週末BAR
1.なぜ、BARを経営しようと思ったのですか?
前からしたかったことです。
決断、昼間の仕事(薬剤師)でわざわざ電車に乗って自分の評判を聞いて相談に来てくださる方が何人かいてはなしを聞いてあげると席を立つときに相談料を払わせて欲しいといわれたことが自信となり、それなら病気の人や高齢の人だけではなく人生の中でも豊かな部分にかかわって得意分野(人とはなすこと)を活かしたい。
と。雇われの身では一向に収入も増えないので同じ儲からないなら投資の感覚で自分でやってみようと考えたのです。
また、私が二軒目難民でした。自分が理想とする二軒目使いの店(一軒目は食べに行く→そのあと飲みに行く場)をしたかったのです。日本酒を飲もうとすると食べ物屋に行かないといけない。ワインバーはやたら気取っていて高いし、バルは客層が若くてにぎやかすぎる、そのうえ喫煙者が多いと座っていられなくなったり。
そんな理由からです。
2.お店の形態を詳しく教えてください。
日本酒とワインを中心としたBAR。
カウンターのみでカラオケなし。ツマミは、だいたい”和”を意識しています。
木曜日から土曜日までの三日間と祝日のみの営業です。
なるべく、和服で店にたっています。髪はまとめたほうが衛生的。他の飲み屋さんとの差別化を図るために和服で現金のみの形態です。
3.開業までの流れについて教えてください。
いつも運勢をみてもらっている先生に相談しました。
方角や時期を聞いて物件を探し、内装屋を決め、空き時間に取引先と契約したり備品をそろえたりしました。
おおまかなメニューと価格の設定。近隣へのあいさつ回り。プレオープンで内覧をしました。
4.集客はどうされてますか?
口コミ、SNSが中心です。
ただ、facebookでは広がりません。Twitterの方が効果的でした。
こちらからアクションかけてまでの集客はしていません。
5.ここだけは!というポイントがあれば教えてください
禁煙であること。
働く女性が1人でもぶらりと立ち寄れる環境を提供することです。
おしぼりは外注しない。トイレをはじめ、衛生的に保つことを心がけています。
6.開業してよかったことは?
自分のペースでやっていけることです。
上司も部下も同期もいないので。
まとめ
しっかり自分の職業を持って働かれている女性はたくさんいらっしゃいます。そんな中で次のステップを探してらっしゃる方が多くいらっしゃるのも事実です。
結婚して子育ても会社での地位も落ち着いたときにふと自分のやりたかったことを立ち止まって考える女性が増えてきています。
週末だけの自分のペースでの開業というスタイルならば!と勇気をもらえる女性もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?
以上、今回のインタビューがあなたの起業のきっかけになりましたら幸いです。